Blog講評会。I君のラオコーン。 - 中風美術研究所 | 岐阜の美大・芸大受験予備校
Blogカテゴリー >>
2018.04.17

Blog講評会。I君のラオコーン。


ラオコーンです。実際には、全身があり、両側に二人の息子たちを配置し、大きな蛇に巻きつかられ、また、腰を噛まれて、絶命寸前の場面の像です。こんな壮絶な瞬間の像を、どんな感情移入をしながら描けば良いのでしょうか?というよりも、考えてはいけません。感じるままに描くことです。
所長の大学時代、デザイン科の友人が、西洋美術史をとっていて、ロマン・ロランの「ラオコーン」のレポートを書いてくれと言ってきました。あまりにも、提出する課題が多すぎて進級できないと、なきつかれました。で、マンマではダメだと思い、抜粋した資料なら書いてやる、と、スパゲティーナポリタンで手を打ちました。あくまで、資料として。
そうして、卒業後も時には会う友人でしたが、10年ちょっと前に、鬼籍に入ってしまいました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です