美術教育に携わるものとして、学校教育において授業数が減る、美術館に対する予算が年々減っている、など、今後ますますこのジャンルの先が細くなる不安でいっぱいです。
「もともと美術は、最少の人々に支えられている。ものだ。」そうですが、若い人たちの不安は、やはり出口ではないでしょうか。
いたずらに、若い人たちを美術の専門家にならないか?と煽導するのは良くありません。道は、どんな道でも自分で決めるから、力が湧くのです。
ただ、美術の道を歩んでみたいと思う人には、先が見えない不安よりも、たまたま、ぼくのように、恵まれた歩き方をしている(才能はないと自覚しています。)ものもいる、と知ってもらった方が、安心してもらえます。ぼくも含めたこのジャンルを少しでも減退から発展に結びつけるのは人材です。
ぼくもまだまだ頑張ります。